1910年(明治43年)                     

シルクハット等の帽子職人であった先々代は、上野で創業。          

1912年(明治45年)

浅草稲荷町で帽子店開業。

1919年(大正8年)

欧米から数多くの帽子が輸入され　流行に敏感な港町横浜中区に移転。

世界各国から取り寄せた2,000個以上の品揃えであった。

その後、大正12年9月関東大震災で焼失するが、同年12月に再開。

1931年(昭和6年)

昭和初期には　外国製の中古帽子を修理した｢再生舶来物｣が人気であった。

1927年に町名変更により伊勢佐木町となった店を新築。

当時では珍しいネオン看板を使い、人々の注目を集めた。

1941年(昭和16年)

第二次世界大戦、開戦。

1944年(昭和19年)

戦時企業整備令により廃業。

翌年空襲で店が焼失した。

1948年(昭和23年)

第二次世界大戦後、伊勢佐木町商店街にバラック小屋を建て、ベビー帽から大人向け迄揃え、営業を再開した。

当時帽子をかぶりましょう！というHAT WEEK(ハットウィーク)があり、多くの人が帽子をかぶっていた。

その後正式に店舗を構え、テレビ・雑誌等で「横浜の老舗帽子店」として紹介されるようになる。　

1953年(昭和28年)

伊勢佐木町5丁目130番地に移転。

セスナからビラを巻いて、店の宣伝をすることもあった。

1968年(昭和43年)

伊勢佐木町4丁目117番地に開業。

その後、横浜5番街やシャル、スカイビルやニチイ(現在のビブレ)、ダイヤモンド地下街などで開業。

2008年(平成20年)

横浜港南台店オープン。

2013年(平成25年)

東急プラザ渋谷店オープン。

2015年3月22日をもって東急プラザ渋谷店は道玄坂エリア一帯の再開発の為、閉館いたしました。


現在、港南台バーズ店で営業中（根岸線　港南台駅前）